
ダイリFPCでは、環境負荷の少ない
省CO2断熱材「セルローズファイバー断熱材吹込み工事」
を、徳島を中心に責任施工でご提供しています。
高性能かつエコな断熱材 セルローズファイバーとは?
セルローズファイバーは、
新聞古紙を原料としたエコ断熱材であり、
断熱性能・防音性・調湿性・耐火性・防虫性に優れています。
製造時・廃棄時のエネルギー使用も少なく、
環境にやさしい「省CO2建材」として注目されています。
原料は新聞古紙を再利用

木造住宅40坪の家にセルローズファイバーを使用すると、
約15~18年分の新聞朝刊をリサイクルしたことになります。
(セルローズファイバー 約1.2トン分)
スーパージェットファイバーは、日本製紙木材が製造する高性能な断熱材です。
キオスクやコンビニで売れ残った未使用の新聞古紙を細かく裁断し、
人体に無害で目の洗浄・消毒にも使用される
ホウ素系薬品を微量に混合して作られています。
この断熱材は、高い断熱性・防音性・調湿性を兼ね備えており、
省エネ住宅に最適な選択肢のひとつです。
木の繊維だから高性能!

セルローズファイバーは、天然の木質繊維を原料とした断熱材です。
無機繊維に比べて優れた特性を持ち、無数の空気胞を含んだ構造により、断熱性能はガラスの約7倍とされています。
綿のような素材感で、優れた断熱性を発揮します。

この空気胞が熱や音を伝えにくくし、木質繊維ならではの吸放湿性により、適切な湿度環境を保ちます。
自然素材の力を活かした高性能断熱材が、セルローズファイバーです。
省CO2断熱材としても優秀
製造時に水や熱を使用しないため、一般的なガラス繊維断熱材と比べ、製造エネルギーは約1/7。
廃棄時にも同様の環境負荷低減が期待できます。
セルローズファイバーは以下の環境認証を取得しています:
・グリーン購入法特定調達品目
・エコマーク(認定番号:08 123 002)
・グリーンマーク(第64号)
隙間なく施工できるセルローズファイバー

断熱材は、隙間なく施工されて初めて本来の断熱性能を発揮します。
セルローズファイバーは従来のマット状断熱材と異なり、
専門の登録施工店が責任を持って吹込み施工を行います。
材料の品質だけでなく、施工技術の確かさが性能に直結するため、
ダイリFPCでは経験豊富なプロの職人による丁寧な施工を行っています。
ブロアーによる乾式吹き込み工法で、天井や床下などの見えない部分にも隙間なく断熱材を充填。
これにより断熱欠損を防ぎ、住まい全体の快適性と省エネ性能を高めます。
1.セルローズファイバーの壁施工
2.セルローズファイバーの天井施工
3.セルローズファイバーの床下施工
施工の良し悪しが断熱性能を決める
天井(小屋裏)には断熱材を隙間なく充填する必要があります。
数%の隙間があるだけで、断熱効果が著しく低下してしまいます。

5%の隙間で断熱効果は半減、10%ではほぼ効果がなくなります。

▲ グラスウールの断熱欠損(天井)
壁の断熱も同様で、隙間のある施工では性能が大きく低下します。

セルローズファイバーは火に強い

グラスウールよりもセルローズファイバーは燃えにくいことが、実験で確認できます。
(大臣認定ではグラスウールは「不燃」、セルローズファイバーは「準不燃」とされます。)
火災時に逃げる時間を確保できるかどうかは、命に関わる大切なポイントです。

▲ グラスウール・セルローズファイバー・ウレタンフォーム・ポリスチレンフォームの燃焼比較
※ 海外でも セルローズファイバー VS グラスウール という比較は数多く行われており、
インターネット上で多数の動画やレビューが見つかります。
英語ではありますが、動画で視覚的に確認するのが理解しやすくおすすめです。
情報の裏を取る意味でも、ぜひチェックしてみてください。
▶ YouTube で「cellulose fiberglass」の検索結果を見る
ちなみに日本では セルローズファイバー のシェアはまだ少ないものの、
アメリカでは住宅市場の3~4割を占めると言われています。
※ 参考リンク:
▶ 米国製某セルローズファイバーとの違いを見る
防音性に優れたセルローズファイバー
セルローズファイバーを隙間なく吹き込めば、高い防音性を実現できます。

スーパージェットファイバーで作った実験箱の中に100db(デシベル)の防犯ブザーを入れてみました。
フタをすると、54dbまで吸音してくれました。スキマがないと、音もシャットダウン。熱でも同じことが言えます。
セルローズファイバーは害虫やネズミに強い
防虫効果のあるホウ酸を混ぜているため、ゴキブリ・シロアリ・ネズミのエサになりにくいです。
グラスウールの吹き込みとの比較
グラスウール、ロックウールも セルローズファイバー 同様のブロアーによる吹き込み施工ができますが、吸引すると苦しい、肌に刺さる、など施工者への負担は大変なものです。
よって、市場に流通しているグラスウール・ロックウールは袋状などにパッケージ化されたものが主流となっています。
天井(小屋裏)の柱周りなど複雑な部分への施工方法は、マット状の断熱材よりも、 セルローズファイバー のような吹き込み工法が、断熱欠損がない点で優れています。