屋根勾配(やねこうばい)とは
屋根勾配とは、屋根の傾斜の度合いを示すものです。
3寸、4寸、5寸、6寸などと言い表します。
数字が大きくなるほど傾斜(角度)がきつくなります。
30°、60°などという角度ではなく「寸」表現なのは、底辺10寸に対して高さが何寸、という表現のほうが計算上便利なためです。
たとえば屋根勾配が3寸で、底辺(水平距離)が4Mの場合、
屋根勾配3/10 × 4M = 高さ1.2M
という風に簡単に求められます。
※角度から求める場合、タンジェント[tanθ]が出てきてややこしくなります。
ちなみに、太陽光発電に最適な屋根勾配は6寸(30度)です。
3寸勾配が多い日本ではイレギュラーな屋根となります。
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2011年 11月18日 金曜日 |