断熱していないと建てたあとにお金がかかる | 断熱の話(6)


正しく断熱されていない家は、安く建てられたとしても、あとでお金がかかります。
建設時の金額は氷山の一角であり、メンテナンス費や修繕費、光熱費が必要になってきます。

特に光熱費、つまり家の「燃費」は、家を建てる段階で決まります。何事も最初が肝心、というわけです。(※天井・床下への断熱リフォームは比較的容易にできますが、壁の断熱リフォームはお金がかかるため、最初にやっておくほうがだんぜん有利です。)

正しく断熱されていない家は、暖房の熱やクーラーの冷気が外に逃げるので効率が悪く、光熱費が高くなります。

光熱費を安く済ませるためには、寒くても暑くても暖冷房器具を使わずに我慢するしかありません。

ちなみに暖房にかかる光熱費は冷房の10倍という統計が出ています。
これは、一般的な家庭の場合、日中は仕事や学校で外出し、夜は家で過ごすため、夏の夜は風が通れば涼しく冷房を我慢しやすいですが、冬の夜は寒く暖房を使わずには過ごせないため、暖房にかかる光熱費が高くなるというわけです。

また、これまでは夜間も運転が止められない原発のおかげで深夜電力が安かったのですが、脱原発社会のいま、原子力発電が稼動しなくなり、電力会社としては深夜電力を安く設定するメリットがなくなりました。

ちなみに、正しく断熱されている家の場合、夜沸かしたお風呂に朝入るときも追い焚きが不要(!)になります。

馬鹿にならない光熱費を抑えるには、建築時にしっかり正しく断熱することが大事なのです。

<つづく>

前回の記事
断熱していない家が健康に悪い理由 | 断熱の話(5)

 

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2012年 11月7日 水曜日  |   関連タグ:
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