
CLTの概要(※英語)<1:20からCLTの製造方法が見れます。>
大型建築物にも木造枠組壁工法(ツーバイフォー工法)が利用できるよう規制緩和されたカナダで、なぜCLTを用いた工法が注目されているのか、以下の理由が大きいとされます。
カナダ東海岸は大変冬が厳しく、コンクリートの養生もままならないほどで、建築工事は短い春~夏のうちに終わらせる必要があります。つまりRCは地域的にあまり向いていません。CLTを用いれば、RCと同等の性能を持ちながらも、大型建築物を手早く簡単に組み立てることができます。
温暖化により、従来は越冬できなかったマウンテンパインビートルという虫が越冬するようになり、木材が部分的に青く変色する虫害が大発生するようになりました。部分的に青く変色した材は青変材と呼ばれます。青変材は構造的には問題ないものの、美しさに欠けるため意匠としては使われにくいです。
この青変材を、通常は意匠としては使われないCLTに用いることで、資源の有効利用と木材利用促進による炭素固定において環境面で有効とされます。
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工期短縮と国産材利用という観点から、日本でも有効な手法だと思われます。
