
これらの動画では、ブロアーで吹きこんだセルローズファイバーがペタペタ壁面にくっついていきます。これなら壁面のセルローズファイバー沈下による断熱欠損もなさそうですが、日本ではできないのでしょうか。
上記動画のように、接着剤(バインダー)を混ぜながら吹き込む工法には2つの条件があります。
1、2x4工法のようにシンプルな躯体であること
2、十分な工期が確保できること(接着剤の養生に1ヶ月)
日本の在来工法の筋交い裏などは、湿式では吹き込みにくく断熱欠損の原因となります。
そしてほとんどの現場が工期にゆとりがなく、断熱材の養生に1ヶ月も確保できません。
以上の理由から、日本ではセルローズファイバーは乾式吹き込み施工が一般的となっています。
逆を言えば、工期に十分余裕がある2x4工法の住宅であれば、日本でも湿式吹き込み施工は可能であると言えます。
