C値とは【隙間相当面積】

C値とは、住宅の気密性能をあらわす数値です。(=隙間相当面積)
机上計算のQ値と違い、家の気圧を下げて空気の漏れを実測するもので、気密施工がしっかりされているかどうかが実測できます。

床面積1平方メートルあたりに何平方センチメートルの隙間があるかを表します(単位はcm2/m2)。値が少ないほど隙間が少なく、気密性能が高いということになります。

次世代省エネ基準(IV地域)では、C値 5cm2/m2以下であればOKとなっていますが、これは1平方メートルあたり5平方センチメートルの隙間があってもよい、ということであり、大変ルーズな基準だというのがわかります。

北海道のような断熱・気密が進んだエリアでは、業界の標準がC値0.5と言われます。

★測定方法:
送風機を使って室外に空気を出し、圧力の下がり具合からC値を求めます。
圧力があまり下がらなければ、隙間がたくさんあって空気が入ってきているということです。
ちなみに隙間が多すぎる家を測定しても、測定不能となります。

★隙間があった場合:
隙間のある箇所は風が起こっているので、探し出し、隙間を埋める必要があります。
家が完成してからでは、隙間を埋めることができないので、気密測定は、気密施工の完了後に行うことが求められます。
(気密測定は、気密施工後に1回、家の完成後に1回、合計2回 行うことが理想的です)

気密を高めるのは、換気量を計算しコントロールしやすくするためです。
隙間だらけの家では、いくら高性能な換気システムを導入しても、換気量をコントロールできません。

 

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2012年 3月7日 水曜日  |   関連タグ: , , ,
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