伝導する熱の伝わりやすさは材料によって異なります。
それを数値化したものが熱伝導率(λ 読み方:ラムダ)です。
熱伝導率が小さいほど、熱を伝えにくいことになります。
断熱材の熱伝導率と、断熱材の厚みから、熱抵抗値Rが求められます。
※ちなみに2x4に使われるRコントロールパネルのRは熱抵抗値のRです。
気をつけなければいけないのは、断熱材の「種類」によって断熱性能が決まるわけではなく、「厚み」と、「隙間なく施工されているか」によって、断熱性能が変わります。
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» 断熱施工の悪い例
» つららと断熱の関係
| 無機系断熱材 | 材料名 | 熱伝導率(λ) | |
|---|---|---|---|
| グラスウール | 10k | 0.05 | |
| 32k | 0.036 | ||
| 高性能グラスウール | 16k | 0.038 | |
| 24k | 0.036 | ||
グラスウールは低価格で施工しやすいが、隙間なく施工するには知識と技術が必要。熟練者の施工でない場合、隙間ができやすく結露しやすい。グラスウールは袋入りのものが主流と思われているが、袋に入っているものは施工者がグラスウールの粉塵を吸引しにくく、施工しやすいためであり、世界の中で日本の本州以南でしか使われていない。北海道や海外では袋に入っていないものが標準である。(袋に入っていると、隙間なく施工されたか確認できない)
| 発泡系断熱材 | 材料名 | 熱伝導率(λ) | |
|---|---|---|---|
| ウレタンフォーム | 2種2号 | 0.024 | |
| フェノールフォーム | A種2号 | 0.02 | |
| ポリスチレンフォーム | 2種 | 0.038 | |
発泡系断熱材は、隙間なく充填施工できるため結露しにくいが、吹き込みが足りないと当然結露する。高価格で、製造時・廃棄時の環境負荷が大きく、ヨーロッパをはじめとする先進国ではゼロ・エミッション(住宅の製造・廃棄時のエネルギーもゼロに近づける)が求められはじめ、使われにくくなっている。
| 木質系断熱材 | 材料名 | 熱伝導率(λ) | |
|---|---|---|---|
| セルローズファイバー | 55k | 0.04 | |
隙間なく充填施工できる上、調湿に優れるため結露しにくいが、技術のない者が施工すると沈下して隙間ができる。高価格だが、製造時の環境負荷が小さい。
特に調湿性、防音性/吸音性に優れる。
(難燃性、リサイクル性、駆虫性、防カビ性、防錆性、調湿性)
