国産材2x4への取り組み

大利木材では、国産材を使ったツーバイフォー部材の商品化に向けてさまざまな実験に取り組んでいます。

試験「徳島杉の年輪幅と曲げ強度の関係」徳島県/大利木材 [2012年11月29日~]

平均年輪幅が6mmを超える杉材は、ツーバイフォー工法の甲種枠組材2級以上(横使い)には使えないとJAS規格で規定されています。
※ 2012年12月3日現在、枠組壁工法構造用製材の日本農林規格では、甲種枠組材 特級・1級・2級の年輪幅は平均6.0mm以下と規定されています。(北米材のSPF, Hem-Firを除く)
しかし杉はSPFに比べてねばりがあるため、年輪幅が広くともツーバイフォー材として使える強度の材が存在するのではないでしょうか。
また、そういった年輪幅が広くとも強い材が多く存在するのであれば、国産材利用促進のためにはJAS規格の年輪幅の項目は改定されるべきではないでしょうか。

大利木材では徳島県と共同で実証試験を行なっています。
杉を利用した2x4部材開発 | 杉の年輪幅は強度に関係あるか [1]
杉を利用した2x4部材開発 | 杉の年輪幅は強度に関係あるか [2]
杉を利用した2x4部材開発 | 杉の年輪幅は強度に関係あるか [3]

全国木材協同組合連合会/大利木材で行った林野庁補助事業~2X4住宅部材の開発事業
[2011年2月28日]

徳島杉を2X4部材として利用することはできるのか。全木連と大利木材の共同で実験を行いました。
数値的な結果は良好で、むしろ問題はコスト・流通面であり、丸太の産地(山)も巻き込んだ改革が必要、という結論に達しています。

まとめの成果報告書は以下よりご覧頂けます。

「地域材(徳島杉)を利用したツーバイフォー部材開発」
「地域材(徳島杉)を利用したツーバイフォー部材としての合板代替品の開発」
事業成果報告書

2011年2月28日付 (平成21年度林野庁補助事業 2X4住宅部材の開発事業)

  1. 事業概要
    1.1 事業項目と目的 | 1.2 実施体制
  2. 試験体製造過程
    2.1 原料丸太の解説 | 2.2 製材木取り方針 | 2.3 課題対処とデータ取り方針 | 2.4 製材結果 | 2.5 歩留り
    2.6 原料・製材のまとめと見解 | 2.7 乾燥、加工過程 | 2.8 含水率測定 | 2.9 乾燥についての課題と見解 | 2.10 格付け
  3. ツーバイフォー部材強度試験
    3.1 試験体数 | 3.2.1 動ヤング係数測定 | 3.2.2 曲げ試験 | 3.2.3 引張り試験 | 3.2.4 圧縮試験
    3.2.5 めり込み試験 | 3.2.6 せん断試験 | 3.3 試験の成果と商品化に向けての課題
  4. ツーバイフォー部材としての合板代替品の強度試験
    4.1 供試材料 | 4.2 床試験体 | 4.3 試験方法 | 4.4 試験結果 | 4.5 試験の成果と商品化に向けての課題
  5. おわりに
 

関連記事

徳島杉 無垢フローリング | 新築住宅 [8]
徳島杉 無垢フローリング | 新築住宅 [6] 階段
徳島杉 無垢フローリング | 新築住宅 [4]
徳島杉 無垢フローリング | 新築住宅 [9]
徳島杉 無垢フローリング | ショールーム [2]
徳島杉 無垢フローリング | ショールーム [3]
十勝毎日新聞に2x4住宅の視察研究会/セミナーの様子が掲載されました
セルローズファイバーの工場吹き込み実験
地域材(徳島杉)を利用した2x4部材開発 [1] 事業概要
地域材(徳島杉)を利用した2x4部材開発 [5] おわりに
さまざまなエンジニアードウッド
徳島杉の平角人工乾燥材の収縮率
セルローズファイバーの現場吹き込み(壁)
省エネ住宅に向いているツーバイフォー工法
ツーバイフォー住宅は地震に強い【阪神淡路大震災】
掛け張りとは
耐火構造の木造住宅(ツーバイフォー工法)
東日本大震災にてツーバイフォー住宅は98%が補修不要(津波被害除く)
杉を利用した2x4部材開発 | 杉の年輪幅は強度に関係あるか [2]
グラスウール、セルローズファイバー、吹付硬質ウレタンフォーム、押出発泡ポリスチレンフォーム 燃焼比較【動画】
関連タグ: ,
Copyright (C) 2012 大利木材株式会社, Dairi Lumber Co., Ltd. All Rights Reserved.